アスファルトシート防水
アスファルト防水(熱工法)
アスファルト溶融釜で溶融した防水工事用アスファルトを流しながらアスファルトルーフィング類を2~4枚積層させ、強固な防水層を形成する工法です。
改質アスファルト防水(熱工法)
アスファルトに樹脂を添加し改質化させ、耐候性・耐経年劣化・こうちょうせき(下地追従性能)を強くさせた改質アスファルトをアスファルト溶融釜で溶融し、流しながら改質アスファルトシート類を単層及び複層積層させ、強固な防水層を形成する工法です。
改質アスファルトシート防水(トーチ工法・常温粘着工法)
アスファルトルーフィング類に使用するアスファルトに樹脂を添加し改質化させ、耐候性・耐経年劣化・こうちょうせき(下地追従性能)を強くさせた改質アスファルトシートを用いて単層及び複層にて防水を形成する工法です。
使用メーカー
- 昭石化工(株) タフネス
- ラピネス
- ハイネス
- クロスアーマー防水 各仕様
合成高分子系シート防水
加硫ゴムシート防水
・密着工法(国交省仕様記号S-F1)
シート防水の基本であり、冷工法で工期が短く、比較的急勾配の屋根から、変形屋根に至る広範囲の屋根に施工が可能であり、また軽量で着色仕上げができます。
防水層の長期にわたる耐久性が実証されている工法であり、非歩行の露出屋根に適用されます。
・機械的固定工法(国交省仕様記号S-M1)
接着剤を用いず、シートを下地へ固定金具を用いて、機械的に固定する為、施工時の自然条件や下地の影響を受けにくい工法です。露出屋根・ベランダ・水槽などに適用されます。
使用メーカー
- パーカーアサヒ(株)
- 三ツ星ベルト(株) など
塩化ビニル系シート防水(接着工法・機械的固定工法・断熱工法)
塩化ビニル樹脂系シートは溶着剤にて溶着したり、熱風にて熱融着することでシートを一体化させる事の出来る高い水密性を持つシート防水です。工場生産のシートの為、均一な厚みを持つ防水層を確保することが出来ます。防水工法は接着工法・機械的固定工法があり、断熱工法にも対応しております。
・接着工法
シートを接着剤で下地に全面接着する工法です。
・機械的固定工法
専用のプレートやディスクを使用してシートを固定する工法です。部分的に固定をするため、下地の影響を受けにくい工法となっており既存防水層を撤去する必要もないので廃材も少なく、工期の短縮も図れます。
塗膜防水
ウレタン塗膜防水(X-1(絶縁工法)・X-2(密着工法)
液体状のウレタン塗膜防水材を塗り付けて防水膜を形成する工法です。複雑な形状でもなじみ、小面積から大面積まで幅広く対応します。無溶剤の工法もあり、環境にも配慮します。
使用メーカー
- 保土谷バンデックス建材(株)
FPR防水
液状のポリエステル樹脂に硬化剤を加えて混合し、混合物をガラス繊維などの補強材と組み合わせて一体にした塗膜防水です。耐荷重性、耐摩擦性、耐衝撃性、耐薬品性に優れたシームレスで強靭な防水層が出来上がります。
使用メーカー
- アイカ工業(株)
ゴムアスファルト塗膜防水
ゴムとアスファルトを主原料としたゴムアスファルト系塗膜防水材を用いて施工します。
モルタル・コンクリートに接着してシームレスな防水層を形成します。
使用メーカー
- (株)ウォータイト
- 昭石化工(株)
水和凝固型塗膜防水
エマルション(水系)樹脂とセメント系パウダーを混合したものを用いた、有機溶剤を含まない無機水系防水です。臭気、毒性の低減を図った環境に優しい防水工法です。
使用メーカー
- 大日化成(株)
シーリング防水
シーリング防水
シリコーン・変成シリコーン・ポリウレタンなどの樹脂を主成分に1成分形、2成分形、防耐火構造用、ノンブリード型など適材適所にあったシーリング材で幅広く対応しております。
使用メーカー
- コニシ(株)
- 横浜ゴム(株) ほか